The 28th International Conference
for Women in Business
第28回
国際女性ビジネス会議

CONFERENCE SESSION

カンファレンスセッション

カンファレンスセッション岸田内閣総理大臣ビデオメッセージ

新しい資本主義の中核は女性活躍。今日の学びを、社会課題解決に向けた一歩に!

岸田 文雄氏

岸田 文雄氏Kishida Fumio

内閣総理大臣

第2部のプログラムは、岸田総理から贈られたビデオメッセージから始まりました。正面のスクリーンへ、参加者の熱い視線が注がれます。

「社会全体で女性活躍の機運を醸成し、多様性を確保していくことは、イノベーションを創出し、日本経済や社会に活力をもたらします。私が目指す『新しい資本主義』では、中核に『女性活躍や経済的自立』を位置付けています」
ダイバーシティの目的、そして女性活躍の大きな意義を語る総理。さらに、その実現に向けた取組を紹介していきます。

「企業における女性登用を加速化すべく、まずは日本を代表するプライム市場上場企業が、『2030年までに女性役員比率を30パーセント以上とすること』を目指し、『2025年をめどに女性役員を1名以上選任するよう努める』とする数値目標の設定や、各企業による行動計画の策定を促進することとしています」

岸田 文雄氏

さらに、「長時間労働慣行の是正など、多様で柔軟な働き方の推進、女性デジタル人材の育成を始めとしたリスキリングによる生産性の向上、地域のニーズに応じた取組の強化なども進めています」と、これからの働き方にも言及しました。

「本日は、企業経営や社会活動をリードされている方々に加え、これからの時代を担う高校生や大学生、さらには地域の活性化に取り組んでいらっしゃる方々も参加されると聞いています。皆さんのようなリーダーが、まさに、『新しい資本主義』を実現するための、私のパートナーです」と、会場に向けて力強く呼びかける総理の言葉に、参加者も胸を熱くしたことでしょう。

「皆さんが、『I Challenge』をテーマとする本日の会議で、さらに多くの学びを得て、ダイバーシティの推進、さらには、さまざまな社会課題の解決に向けて次の大きな一歩を踏み出されることを期待申し上げ、私の挨拶とさせていただきます」と締めくくられたメッセージ。
その想いを一人ひとりがしっかりと受けとめた今、いよいよ豪華スピーカーたちの登場です。

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