記念すべき第25回、オンライン開催のスタートを告げたのは、国際女性ビジネス会議 創設者であり、キャスティング、演出など全ての総合プロデューサー・実行委員長の佐々木かをり。今日はそのパッションを象徴するかのように鮮やかな赤の服で臨みます。

開口一番、「世界中からアクセスいただき、グローバルに開催できるのを大変嬉しく思っています」と喜びと感謝を表し、25年の歴史をこう振り返ります。
1996年に経済団体の男性たちにコンセプトを話すと「どうせ集まるのは女性、中小企業、外資系企業、起業家でしょう。日本経済の落ちこぼれが集まるそんな会議はやめたほうがいい」と2時間お説教されたこと。25年経った今、女性の活躍、ダイバーシティと言っている。
「25年の日本の歩みを、この会議はみんなで一緒に見てきました」

続いて、今回のテーマ「Go Beyond」への想いを語ります。
思ったよりもCOVID-19の威力、影響が大きく、今年は中止しようか、少人数で集まって一部をオンラインにしようか、いろいろ迷い考えた結果、「この機会をどう前向きにとらえ、クリエイティブに動いて行くかが重要だと思い、完全オンライン開催と決定しプランしました」
そして、この新しい時代を満喫しようとの想いを込めたのが「Go Beyond」というテーマ。「今わたしたちがいる次の世界を想像して動いて行きましょう。そして、ひとりひとりが自分に課しているリミット、限界を飛びこえてその先へ行きましょう！」と、声に力を込めます。

「今日は、全世界から50名以上の登壇者がいらっしゃいます。リアルに集まる会議では実現できなかったことです。ビジネスリーダー、政治のリーダー、アーティスト、サイエンティスト、ジャーナリスト、アスリートもいます。様々な方が話してくださることが、私たちの視野を広げ人生の幅を広げてくれます」、それはまさに視点のダイバーシティを体感すること。

そして、次第に気持ちが高まってきたであろう画面の向こうの参加者へ、こう呼びかけました。
「私たちは画面に向かって精一杯のエネルギーで話します。みなさんもエネルギーを振り絞ってパワーをおくりながら見てください。Go Beyondで一日中走り続けますので、どうぞ楽しみに参加してください！」

さあ、いよいよノンストップ10時間オンライン会議の始まりです。