Students’ Essay

We have received essays from the students who participated in the 30th International Conference for Women in Business!
With the support of matching sponsors, 11 students attended the 30th International Conference for Women in Business. In their essays, they have written about their thoughts and feelings from the experience.
Please take a look!

A.G.(東京都/17歳/高校生)

First, I would like to express my heartfelt gratitude to my sponsor Ms Kaneko Hisako and to ICWB for this incredible opportunity. It was my first time attending such a conference, and it has truly been an unforgettable experience. Throughout the day, I had the chance to spend some meaningful time with my sponsor and meet so many brilliant people. I listened a lot, and I learnt a lot from their perspectives and powerful stories. What struck me most was the openness and vulnerability of everyone. Many shared not only their successes but also the obstacles they faced along the way. It reminded me that true leadership is not about perfection but about authenticity, courage, and the ability to lift others up. But perhaps one of the most powerful aspects of the conference for me was seeing how passionate and driven everyone in the room was to support and create a level playing field to empower women in our societies. I realised that if we can spread this passion beyond the conference and use the power of storytelling, progress can be made and ideas can turn into actions.
The conference also touched upon disability inclusion, which deeply resonated with me as a disability rights advocate and as I reflect upon my own journey. I used to be an aspiring ballet dancer, but I sustained severe injuries a few years ago, making me rely on a wheelchair for an extended period and leaving me with a lasting disability. This experience showed me how inaccessible and unaccommodating the world can be. Inequalities and barriers faced by people with disabilities remain deeply entrenched, and for women with disabilities, these challenges are even greater, as they face further disadvantages at the intersection of gender and disability. I came to see disability not as a limitation but as a form of human diversity. This conference reminded me of the true purpose behind my advocacy and the power of community. Everyone has something valuable and meaningful to share, and it is imperative to listen, support, and learn from each other because this is how we start building a society where no one is left behind, and human diversity is truly valued. After the conference, I feel so inspired; this experience gave me new mentors, new ideas, and a strong sense of purpose. I would like to keep learning, growing, and helping others, and I am excited to carry this forward and to be part of the change I hope to see.

A.M.(静岡県/17歳/高校生)

すべてが初めてで刺激に満ちた会議に参加する貴重な機会をいただけたこと、心より感謝申し上げます。
私はこの会議に参加する前、将来の進路について悩んでいました。福祉に関わる仕事に就きたいという思いはありましたが、自分に何ができて、何ができないのか、そしてどのように福祉という分野にアプローチすればよいのかが見えずにいました。経験の浅い自分には、明確な答えを出すことができず悩んでいました。
しかし、この会議を通じて、スポンサーの関様をはじめ、登壇者の方々や多様なキャリアを持つ社会人の皆様との対話を通じ、私の視野は大きく広がりました。自身の状況や悩みを率直にお話しすることで、さまざまな背景や経験を持つ方々から多角的な視点とアドバイスをいただくことができました。
特に、スポンサーの関様との対話では、「自分にはできない」と決めつけずに、まずは挑戦してみることの大切さを改めて実感しました。私はこれまで、「福祉に関わるには特定の職業に就くしかない」と思い込んでいましたが、関様の言葉を受けて、「関わり方は一つではない」「小さなことからでも福祉に携われる」という、多様なアプローチが存在することに気づかされました。
この経験を通じて、私自身も「多様性」の大切さを肌で感じました。異なる立場・価値観・経歴を持つ人々と対話を重ねることで、自分の視点がいかに限定的だったかに気づき、柔軟に物事を見る力が養われたと感じています。
繰り返しになりますが、このような貴重な機会を与えてくださったマッチングプログラム制度、そしてこの会議を企画・運営してくださったewomanの皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
今後は、私もまた誰かを支え、応援できる存在となれるよう、多様性を尊重しながら、挑戦し続けていきたいと思います。

A.M.(東京都/21歳/大学生)

この度は世界で活躍する女性のお話を拝聴し、女性が自分の能力を正当に評価され、努力できる社会の実現のために、主体的に行動し、発信し続けていくことが大切だと実感しました。世界で活躍される皆さんのお話は機知に富んでいて、視点も広く、新たな視座を与えてくださるものばかりでした。マイノリティであることに慣れずに、自分だけでなく、後世の女性たちが、多様な選択肢の下で、多様な生き方が選択できるように、格差の是正に取り組んでいきたいと感じました。また、私も皆さんのように、未来ある女性たちを後押しできる存在になり、恩返ししたいと強く感じました。
特にこの度スポンサーをしてくださった青山朝子さんが、ご自分の経験を踏まえて、多様性の鍵となる異文化との共存をお饅頭になぞらえて、お話されていたことが印象的でした。多様性の社会では既存の常識を疑い、丁寧な説明やオープンマインドに加えて、相手との信頼や関係性が大切だとおっしゃっていました。この考え方は国際交流に強い関心を抱いている私にとって、異文化共存や多様性の社会で生きることの本質を教えてくださり、今後のコミュニケーションの礎となる学びを得ることができました。
皆さんの果敢に挑戦する姿、常識に囚われずに唯一無二の存在として道を切り拓かれている姿に強く感銘を受け、私も自分の可能性を信じて、主体的に機会を掴みにいくとともに、今も意欲の冷却効果を受けている世界中の女性たちが自分の可能性を信じて、思う存分、生きたいように生きて、挑戦し続けられる社会の実現に貢献していきたいです。
この度は大変貴重な機会を提供してくださり、本当にありがとうございました。

A.N.(兵庫県/21歳/大学生)

 今回、政治・経済・経営といった多様な視点を持つ、リーダーの方々とともに多様性について議論する機会を得たことは、私の知見と価値観に大きな影響を与えました。
 私自身、留学中にアジア人として蔑視される経験を通じて、初めて自分がマイノリティになりうる存在であることを痛感しました。同時に、それまで大切にしてきたアイデンティティが否定されたことに深い衝撃を受けました。この経験は私にとって、「多様性とは何か」という問いを投げかけ続ける原点となっています。
 そして今、私はこの“マイノリティとしての経験”こそが、これからの社会において多様性を実現し、より良い未来を築いていくための、最大の強みであると確信しています。
 トークセッションでは、多様な社会が創造性を育むこと、そして多様な価値観が社会の持続的な発展につながるとおっしゃられていました。多様性は配慮すべき問題ではなく、むしろ新たな価値を生み出すという視点は、私の考え方に大きな変化をもたらしました。
 また、議論を通じて、私は改めて問いを立て続けることの重要性に気づかされました。現代の急激な社会変化の中で、私たちはつい問題を表面的に受け止め、変化を恐れ「無理では」と決めつけてしまうことがあります。私自身もかつて女性だからという理由で可能性を自ら閉ざしてしまったことがありました。
 しかし、今回の会議でいただいた「女性を理由に諦めないでほしい」という力強い言葉は、私の心に深く響きました。そして私は、マジョリティ、マイノリティ関係なく、すべての人が尊重され、可能性を発揮できる社会こそが、私たちが目指すべき未来だと考えました。
 次世代の社会を担う者として、この会議に参加し得た“特権”を最大限に活かし、変化に対して問いを立てながら、多様性あふれる社会のさらなる発展に全力で貢献してまいります。
そして、いつかこの舞台に、今度は登壇者として戻り、自分自身の言葉で、誰かの心を動かす存在になりたいです。
 最後に、このような素晴らしい会議に参加する機会を後押ししてくださったスポンサーのH.T様をはじめ、主催者の皆さま、そして全ての参加者の皆さまに、心より感謝申し上げます。第30回という記念すべき節目の会に参加できたことを、大変光栄に思っております。

新たな一歩を踏み出せた日
C.K.(山口県/21歳/大学生)

 山口県で生まれ育った私にとって、東京に行くことは大きな挑戦であり、今回の国際女性ビジネス会議に参加するまでにも迷いがありました。しかし、地元では女性リーダーに会える機会が少ないと考えていた私が、この会議の存在を初めて知ったときにこみ上げてきた気持ちを信じて申し込み、すべてのプログラムを終えた今、心の底から参加して良かったと感じています。
 国際女性ビジネス会議に参加するにあたって、あらかじめ持ち帰りたいことを決めていました。まずは「自分がなりたい姿を見つける」ということです。あの会場にいた方々の佇まいや醸し出す雰囲気は今でも心に残っており、皆様から多くのことを学び、自分の理想の姿を描くことができました。
 次に、「在学中にどのような研究をするのかのヒントを得たい」ということです。将来実現したいこととして、「人々の健康に影響を及ぼす環境問題の解決に携わりたい」「地元山口から世界に発信したい」と考えています。この二つのことは別々の目標だと捉えており、実現のイメージを持てていませんでした。しかし、「地域循環共生圏」という言葉を知り、それまで別々に考えていた二つの目標を一つの方向で実現できる可能性に気づくことができました。どこからアプローチすれば良いのか分からず模索する日々でしたが、この気づきによって目標実現に向けて大きく前進することができました。
 最後に、このような素晴らしい会を開いてくださった佐々木様、貴重な学びと新たな視点を与えてくださった登壇者の皆様、そして私を見つけて支援してくださったO様に、心より感謝申し上げます。これまで経験したことのなかった世界を肌で感じることができました。今回支援を賜り、素敵な世界を見せていただきました。将来はあの世界の一員になれるような社会人になりたいと思っています。そして、今回私が支援していただいたように、次の世代につないでいけるようこれから精進してまいります。

Wearing Heels and Trousers
E.S.(東京都/18歳/高校生)

This year, I had the privilege of attending the 30th International Women’s Business Conference as a student alongside a sponsor and it was an experience I will never forget. Coming from an upbringing that emphasized the idea of a strong and independent woman in the UK, the stark difference of what it means to be a woman in Japan shocked me as I began to feel ‘unwomanly’ and out of place. However, this conference has shown me that embracing your femininity and being self-assertive is a beautiful quality to have. My future dream is to be a journalist that writes about the various gender issues that exist in Japan in hopes to ensure that no girl ever feels uncomfortable in their own skin. I had the opportunity to speak to many female journalists from the Japan Times, New York Times, NHK, Bloomberg and so on. They showed me the importance of having diverse perspectives when reporting accurate news and the ability to have the ears to listen in society. This conference has provided me with irreplaceable experiences and lessons that have opened a doorway for myself and my future dream. This year's theme, "Diversity is the Answer” is particularly important to me because I think that the term “diversity” has been thrown around so much that it is now difficult to see the true meaning of it. Diversity can open doors to a higher quality of ideas and perspectives that need to be reached for all the voices to be heard. It was truly an educational experience. Furthermore, I want to give my heartfelt gratitude to my sponsor, the speakers and the organizers of this event that made this possible in the first place. This opportunity has taught me that women are capable of anything they dream of with enough confidence and courage to be the one that sticks out of the crowd, that being a woman is beautiful—to be able to wear heels and trousers.

「私は動き出す。」
F.S.(静岡県/16歳/高校生)

これから毎年参加したい!それが、国際女性ビジネス会議に参加させていただいた私の率直な気持ちです。
今回、ビジネス会議に参加するにあたり、大使館の方や社長さんなどの会ったこともないような皆さまと10時間と言う時間を共に過ごすと聞いて、私は少し怖気付いていました。でも、いざ参加してみると、気づけば不安は安心に、そして、もっと学びたい!という気持ちに変わっていました。登壇者の方々はとてもフレンドリーな方ばかりで、「あなたたち若い世代なら大丈夫。これからもっといい社会を作れるよ」と心強い言葉をたくさんかけていただいたことに勇気が出ました。
私は今回の会議で、ごく普通に生活していたら本来知ることができなかった、またはずっと後にしか知り得なかったことを知ることができた気がします。例えば会社を経営している方がお話になった物事の考え方は、私にとって大きな気づきがありました。
このような素晴らしい会議に参加させていただいた経験は私の人生にとってかけがえのない糧となり、私の中でダイバーシティをつくり上げる小さな力が動き出しました。
マッチグスポンサーについてくださった方を始め、事務局の皆様、登壇者の方々、私の今回応募するために背中を押してくださった静岡雙葉の先生など、多くの皆様のおかげで会議に参加させていただくことができ、私は大きな一歩を踏み出しました。
いつの日か私が登壇者となり、今の自分と同じ学生たちの話ができるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。
国際女性ビジネス会議に参加させていただき、本当にありがとうございました。

H.N.(東京都/20歳/大学生)

私の将来の夢は、「誰もが働きがいを持って活躍できる社会」をつくることです。私は、障害者雇用への関心から活動を続ける中で、様々な働き方を学ぶ必要性を感じ、本会議に参加しました。
私にとって、最も印象に残った学びは二つあります。
一つ目は、「問い続ける姿勢」の大切さです。職場に多様な人々が「存在」するだけでなく、一人ひとりが自分の力を発揮できる「機会」が組織の中にあり、その環境を形成することが大切だと学びました。会場では、男女ともに対等に議論し、実行に移そうとする姿に感銘を受けました。特に、「多様性のある組織では、物事がすぐに進むとは限らない。それでも諦めずに向き合い続けることが大切」という言葉が心に残っています。
二つ目は、「対話を通じた信頼関係」です。特に印象的だったのは、ご支援くださった佐々木さんとの会話です。思い入れのある共通点をきっかけに、ご支援してくださった背景を知った時に、奇跡のようなご縁だと感じました。また、佐々木さんは「人生の転機をチャンスと前向きに捉え、自分なりの意味を見出すことが大切」と教えていただきました。
そして、将来は、私自身も「生い立ちや環境も、出会いと努力によって変えられる」ことを伝えられるような存在になりたいと思う時間でした。このような素晴らしい学びと出会いに恵まれたことを、心から感謝しております。最後に、佐々木様をはじめ、温かく迎えてくださった皆様、誠にありがとうございました。

M.Y.(東京都/20歳/大学生)

このたびは、貴重な学びと出会いの機会をいただき、プロデュースしてくださったかをりさんをはじめ、登壇者の皆さま、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
今回私が得た学びは、「女性の可能性」と「迷ったらまず行動すること」です。スタートアップについての円卓会議では、女性起業家の少なさについて議論し、資金調達の場面では実は女性に有利な側面もあるというお話を伺いました。無意識のうちに「女性であることは不利だ」という思い込みを抱いていた自分に気づかされ、視野が大きく広がりました。
また、社会人の方々とのネットワーキングに初めは躊躇していましたが、スポンサーの千鶴さんの「戦略的に行動した方がいいよ」という一言に背中を押され、多くの方と会話を重ねることができました。言うことは簡単ですが、「迷ったらまず一歩踏み出す」ことで得られるものの大きさを、実体験として強く実感しました。
日本という土地で、女性として挑戦をすること。それは決して不利な立場ではなく、むしろ可能性に満ちた挑戦の場であると前向きに捉えられるようになりました。今回の出会いと気づきを糧に、次のアクションへとつなげていきたいと思います。

「私もなれる」をくれた特別な経験
S.I.(静岡県/16歳/高校生)

第30回国際女性ビジネス会議に参加するという貴重な機会をいただき、高校1年生という最年少の立場ながら、大人の世界の真ん中に飛び込んだような気持ちで、緊張と興奮を抱えて参加しました。今回のテーマは「Diversity is the Answer(ダイバーシティこそが答えだ)」。まさに、私がこれからの進路を考えるうえで大切にしたい価値観が凝縮された言葉でした。
この会議に参加した動機は、多様性に対する深い見識を持つ方々の講演を直接聞くことで、自分の将来、特に夢である「弁護士」という職業への理解を深めたいという強い思いがあったからです。その夢に一歩近づけたと感じる経験が、女性弁護士の方とお話しできたことでした。テレビや書籍でしか見たことのないような、プロフェッショナルな女性と実際に会話ができたことで、「私もこうなりたい」と心から感じました。
また、主催者である佐々木かをりさんと直接お会いできたことも大きな学びでした。佐々木さんのお話の中で特に印象的だったのは、「社会の役に立てるように1日を過ごす」というお言葉です。この日本という安全な国で生活できていることは当たり前ではなく、なんて幸せなことであろうかということに気づかされました。私も佐々木さんのように社会の役に立つことができる女性を目指していきたいと思いました。
このような素晴らしい機会をくださった佐々木さんをはじめ登壇者の皆様、そしてマッチングスポンサー様に心から感謝申し上げます。多様性というテーマのもと、年齢や立場を超えて多くの方々と出会い、学ぶことができた経験は、私の人生の宝物です。今後もこの学びを糧に、自分の夢に向かって努力し続けたいと思います。

Y.S.(静岡県/16歳/高校生)

この度、国際女性ビジネス会議に参加するという貴重な機会をいただき、ありがとうございました。スポンサーの青山朝子様をはじめ、30年という長い間会議を主催し続けて下さった佐々木かをり様、心に残るお話をして下さった登壇者の皆様、企画・運営を務めて下さった事務局の方々など、この素晴らしい会議を作り上げて下さった全ての皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。
 私は、この会議で『多様性の尊重』がいかに大切で、これからの社会になくてはならないものであるかを実感することができました。多様性が尊重される社会は、誰もが自分らしくあることが認められ、また他者の存在も認めることができる社会です。そのような社会を目指して、たくさんの方々が今日まで努力を積み重ねてきて下さったおかげで、最近は少しずつ変化が生まれています。これからの私たちの役割は、この変化を加速させていくことだと感じました。そのために、積極的にコミュニケーションを図り、他者との信頼関係を構築したいです。また、失敗を恐れず、自分の意志を持ち、世の中をよりよく変えていきたいと思います。
 私は、この一日を通して多くのものを得ることができました。社会の最前線で活躍されている方々や、大きな志を抱いている学生との出会い、勇気づけられる言葉や、お話を聴いて湧いてきた自信など、数えきれません。きっとこれらのものは今後の私の人生の道しるべとなり続けてくれると信じています。
The ICWB was a wonderful experience which changed my life. Thank you all.