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第25回 国際女性ビジネス会議 Go Beyoud! 2020.9.27 sun 10:00-20:00

素晴らしい10時間、
世界1000人以上のご参加、
ありがとうございました!
以下のレポートでお楽しみください!

全体レポート

記念すべき第25回は、
完全オンラインで開催!
全世界を駆けめぐる熱いステージに各国から1000人超が参加、
10時間ノンストップの
「Go Beyond」
国内最大級のダイバーシティカンファレンス「国際女性ビジネス会議」。25回目となる今年は、グローバル化、デジタル化、そしてwithコロナで体験したことを踏まえ、「Go Beyond」をテーマに、完全オンラインでの開催をいたしました。 カンファレンスは、企画・演出・総合プロデューサである佐々木かをりとともに語り合う「前夜祭」からスタート。前日の17時過ぎ、世界各国から参加者がログインすると、「去年は会場に一番乗りしました。今年も楽しみ!」「私はドイツからなので、時差は7時間。夜明け前ですが頑張って起きます!」など、熱い期待の声が! 翌日に向けて、さらに気持ちを高めた1時間となりました。もちろんマッチングスポンサーと学生たちも事前に個別ミーティング。会議当日への準備、万端です。

開催当日の9月27日(日)は、サイトオープン20分前までお申し込みが続き、参加者は1000人以上に! zoomレッスンタイムも設け、スタッフがサポートします。

9:30にサイトオープンすると、国籍もさまざまな参加者が次々にログイン。今年の最年少は13歳、最年長は77歳。男性も1割を超えています。日本、アメリカ、オーストラリア、カナダ、シンガポール、スイス、タイ、ブラジル、ドイツ、フランス、マレーシア、ルクセンブルク、香港、韓国、中国、ギリシャと、各国からアクセスする仲間が一堂に会しました。

9:50からは、過去24年間の会議の歴史がビデオで紹介されました。24年間の歴史を、時代の変化と国際女性ビジネス会議が先取りしてきたテーマ設定や、登壇者の表情に改めて、この会議のパワーを感じます。

10時、東京の特設スタジオから佐々木かをりが登壇。「世界中からのアクセス、感激です!」と画面に向かって語り掛けます。25年前の日本の事情、そして、今年のテーマGo Beyondの意味を語り、「今こそ、クリエイティブに動いていくことが重要。今日は一日走り続けます。どうぞ楽しんで参加してください!」。同時通訳付きでの10時間のスタートです。

ここからは50名以上の豪華スピーカーが登場、世界をステージが駆けめぐります。まずはニューヨークから、伊藤忠インターナショナルCEOの茅野みつるさん。コロナ禍は原点に立ち戻る好機と、力強く語ります。続いてアトランタからペンダゴンのサイバーセキュリティを担う、まさにアメリカンドリームを実現した起業家フィリス・ニューハウスさん、そして宇宙飛行士の野口聡一さんからのメッセージ、シリコンバレーからグーグル本社で全世界のAndroidとGoogle Play業務を統括するランドバーグ史枝さん、ワシントンDCからは世界銀行で女性起業家を支援するウェンディ・テレキさん、カリフォルニアからはウーマノミクスのキャシー・松井さん。

開催から90分ほどで一気に熱が高まるなか、ステージは東京のスタジオへ。大和証券、Slack、資生堂のCEOが「ダイバーシティ経営戦略」をテーマにディスカッション。続いてOECD、世界経済フォーラム、NECの女性リーダーが「女性が動かす経済」について熱く意見を交わします。

ランチタイムは、参加者同士のネットワーキング。「どこからの参加ですか?」「午前中のプログラム、すごかったですね!」など、会場でのパワフルなつながりがオンラインでもそのまま展開され、大いに盛り上がりました。

午後は、池上彰さんがご自宅からオンラインで登壇。感染症の悲劇とともに新たな文明が生まれた歴史を振り返り、「今は未来をつくるとき」と力強く語ります。続いて東京のスタジオから、新政権で自民党幹事長代行となった野田聖子さんが登場。女性閣僚が少ない現状を変えていこうと呼びかけます。次に登壇したのは、小泉進次郎環境大臣。野田聖子さんとの豪華な対話に続いて、「これから福岡に飛ぶところです」と、羽田空港のラウンジからオンラインでエネルギー政策について語るという、まさにニューノーマルを示したスタイルとなりました。

ステージは、再び東京の会場へ。スプツニ子!さんと国谷裕子さんの「クローズアップ藝大」、次にまだ夜が明けきらないスイスからはP&Gでヨーロッパ49か国のマーケティングトップであるタイデ・グアジャルドさんが登壇。多様性とデジタルマーケティング、そして、学びの大切さをお話しくださいました。その後はスタジオから、佐々木かをりのファシリテートで小林製薬社長、野村アセットマネジメント中川社長、八木洋介さんらがESG投資の重要性とダイバーシティインデックスについて、さらに津田大介さんと小島慶子さんがメデイアや政治が変わるのか、というジェンダーの課題に鋭く切り込みました。

あっという間に午後3時過ぎとなり、テーマ別の「円卓会議」へ。変革するコミュニケーション、働き方改革、SDGsなど6テーマのセッションが同時進行で進みます。参加者が自由に選び、豪華スピーカーとともにディスカッション。会場に集まったかのような熱気のままに質問が飛び交い、議論をじっくり深めた1時間となりました。

プログラムはまだまだ続きます。内閣府特命担当大臣となった河野太郎さん、オランダの外国貿易・開発協力相シフリット・カーフさんから、それぞれ熱いビデオメッセージが届けられました。そしてジュネーブからは、WHO本部から進藤奈邦子さんが最新のデータとともに「COVID-19と生きる」現代の捉え方をシェア。イギリスからは財務省の女性トップキャサリン・ブラディックさんが、金融業界のジェンダーギャップに焦点を当てます。続いてマレーシアからジャーナリストのマリナ・マハティールさん、7大陸最高峰を19歳で制覇した南谷真鈴さん、ジャーナリストの大門小百合さんが登壇し、旅の意義と、これからのあり方を発信。

ここで、東京のスタジオに、スペシャルゲストとして小池百合子東京都知事が登場! 「パラダイムシフトが起こる状況こそチャンス」と、参加者にエールを送りました。

続いてのトークショーは、「アスリートのみる世界」。オリンピアンの有森裕子さんと太田雄貴さん、スポーツジャーナリスト宮嶋泰子さんが、オンラインやテクノロジーで可能性が広がるスポーツの未来を語りました。

ここで、小林製薬、大和証券、NEC、Slack Japan、野村ホールディングス、など企業パートナーのご紹介とインタビュー。続いて、高校・大学生の参加を支援するマッチングスポンサーと、支援された学生たちが紹介されます。25歳で支援側に回ったスポンサーのこと、また、今日の学びを熱く語る大学生。会議前の顔合わせから今日が2回目。メンターメンティーのように関わる方々の話は、聞いている皆が魅了されます。その後は、参加者同士でネットワーキング。数人ずつのグルーピングによって出会った仲間同士で語り合い、熱い感動と学びを共有しました。

最後のプログラム、「Go Beyond and Next?」では、内閣府 男女共同参画局長の林伴子さんが、コロナを乗り越えて社会変革を進める力強いメッセージを送ります。続いてザンビア、チュニジア、ドイツ、メキシコなど駐日大使の皆さんからの熱いメッセージ。そして本日のスピーカーが再度勢ぞろい! 画面いっぱいに登壇者の皆さんの笑顔が広がりました。

佐々木かをりから参加者へ、最後のスピーチです。
「私たちがpassionateに話すことで、オンラインでも1000人のみなさんが涙を流したり、拍手したりして聞いてくださったんじゃないかと思います。来年はまた素晴らしい企画を考えます。皆で進みましょう! Go Beyond!」

あっという間の10時間。画面に映るスピーカーが一斉に手を挙げると、この会議の準備しているシーン、今日のハイライト映像が編集された映画のようなエンドロールが流れます。オンラインでも確かにつながった情熱。会議が幕を下ろした後は、25年目を記念した「寄せ書き」の時間。「Go Beyondの意味を味わい尽くす1日!」「オンラインでも熱気は伝わるんですね。素敵な驚きをありがとう!」「想像以上に大感動の嵐!」など、うれしい感想を続々といただきました。