参加申込

過去の応募エッセイ・動画

国際女性ビジネス会議は、どなたでも参加費を払い参加することができます。しかし、他の参加者であるマッチングスポンサーの支援を受けて参加する学生は、スポンサーというメンターとの出会いもあります。また、事前事後のエッセイの執筆で学びを深めることもできます。
マッチングスポンサーの参加を希望する学生からは、応募の理由と、関心のある社会課題について、事前にエッセイが提出されます。過去の支援を受けて参加した学生たちからの、感謝をこめたエッセイ、ビデオメッセージをご紹介します。

過去、支援を受けて参加をした卒業生の
エッセイ

新たなChallengeが見つけられる場所  私は小さい頃から理系の道に進みたいと思っており、大学受験では工学部を選びました。実際、大学に入ってみると、私の学部に女の子は珍しいほどしかいませんでした。しかし、私は今、女性のロールモデルが少ない道をこのまま進んでいくことに不安よりも期待を抱いています。それは、この会議で出会った女性のキャリアの先輩方が皆パワフルで輝いて見えたからです。私もその背中を追っていきたいと思うようになりました。
第二部後半に行われたネットワーキングは初めての体験で特に印象に残っています。さっき出会ったばかりの私の相談に親身になって乗ってくださる方ばかりでした。このような新しい場所に踏み出してみないと、出会えなかった方とたくさんお話ができ、これからのchallengeの選択肢がもっと広がっていることに気付かされました。玉村さんの言葉をお借りすると、失敗は失敗と思わなければ失敗ではないです。失敗を恐れずchallengeしていきたいと思います。
今年はマッチングスポンサーの方にご支援をいただき参加させていただきました。ご支援いただいた杉山さん本当にありがとうございます。参加する前は正直来年も参加することまであまり考えていませんでした。しかし、来年や再来年、今と環境や立場が変わった状態で参加すると、また違った学びが得られる気がして楽しみになりました。次参加する時に、杉山さん、そして今回出会った方々に成長した姿を見せられるようにしたいです。

M.Y.さん(大阪府立大学 3年 女性)

 今回第27回国際ビジネス女性会議に初めて参加させていただき、沢山の学びと刺激を得ることができました。大きく3つの収穫がありました。
 一つ目に、多様性を実際に行動に移す「Drive Diversity」の方法です。多様性の重要さは理解していたつもりですが、実際にそれを行動に移すとなると、方法がよく分からずにいました。会議に参加して、チームのメンバーを偏らせず、多様性を待たせることが大事であることを学びました。つい居心地がいいとメンバーが偏りがちですが、今後は意識して、まずは大学で現在行っているプロジェクトに留学生や異なる学科からもメンバーを募集しようと思います。
 二つ目に、キャリアを築く上での積極性の大切さです。お昼の円卓会議5「Women on Boards, global update」では、「自分は能力がないのに、女性だからという理由で人数調整のために内定をもらえたのではないか」と悩んでいた女性に対し、みなさん口を揃えて「Take the chance」という言葉が飛び交いました。「環境や過程はどうであれ、今つかめるチャンスは掴みなさい」ということを、これから起業を考える上でとても大事なことを学びました。
 三つ目に、スポンサーさんとの出会いです。「起業をする」と周りに公表していたものの、実際するべきかどうかあと一歩のところで悩んでいました。事前と事後の2度の交流会では、スポンサーさんの加藤双葉さんにとても力強いお言葉とアドバイスをいただき、ようやく起業を決心することができました。
 この度は、スポンサーをしてくださった加藤双葉さん、そしてマッチングスポンサープログラムを企画・運営してくださった国際女性ビジネス会議事務局のスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。

M.M.さん(昭和女子大学 国際学科5年 女性)

 今回は初めてこの会議に参加させていただきました。会議の前は、女性が今後活躍するために男性としてどのような心構えで接すればよいのか考えたくて参加しました。
 一つ気づいたことは、まずは考えを「開いておく」ということです。「ルールはできた瞬間古くなる」という言葉が印象に残っています。私は時代によって変化はあるけれどもルールがあり多くの人はそれを守れば、秩序は維持されて、時代が変わればルールも変わると思っていました。しかし、女性の平等を実現するには270年と遠い未来であり、今の女性には遅い。またルールを今ガチガチに決めても時代の変化が速すぎてルールはただの足手まといになる。そのため、女性の権利やできることが揺れ動いている今は、何があってもやってみようとか試しにしてみようという開けた考えや心が必要と思います。
 私は歴史が好きでいろんなことを昔に遡って、その価値観のずれや今に残る風習や習慣を面白く思ったり大事にしようしたりと無意識にすることがあります。それも大事だけれども、今生きている世界には合いません。この感覚はすぐには拭い去れないと思いつつ、少なくとも変わろうとしている人の邪魔をしない、それを受け入れられる柔軟性を持つべきだと思えるようになりました。
 キャリアアップのお話では、「挑戦」がやはり大事だと思わされました。9.11の経験を間近で感じた人は、それ以上の危機はないと思えるということで、それと比べたら生き死にではないのでリスクは少ないと感じます。一方で、実力のある人や環境が整っている人はこのようにキャリアアップしていけるが、家庭環境や保育園など環境と気力がある人だけができるのではとも思います。本日お話した人も聞いたことのある大企業・政府関係者ばかりで驚きました。これは日本の制度や法律の問題と思うので母子家庭でも、両親と離れて共働きでも、貧困でも一人一人が頑張れる日本にならなければと思います。
 最後に、これから社会に出て仕事をしていく中で、自分を大事にする組織に関わり・作っていけるようにしていけたらと思います。一人一人のして欲しいことは違うことを念頭において、常に価値観のアップデートが必要で、昔聞いた「一生勉強、生涯成長」と同じだと思いました。
 このような良い機会に参加させていただいてありがとうございます。

K.A.さん(龍谷大学 国際経済学科4年 男性)

この度はマッチングスポンシーとしてこのような素晴らしい機会をいただけたことを大変光栄に思います。そしてこの機会を私に与えてくださったマッチングスポンサーのS様をはじめ、会議を主催してくださった佐々木かをり様・ewomanの皆さま・スピーカーの皆さま等会議開催にあたり携わられた全ての関係者の方々に心より感謝申し上げます。今回この会議には様々な分野で活躍されている女性のロールモデルのお話を伺い且つ向上心溢れる仲間との交流を通して、自分の将来についてイメージする機会が欲しいという想いから参加し、当日は皆さまと普段の大学生活では体験することのない貴重な時間を過ごさせていただく中、多様なスピーカーの方々の言葉のひとつひとつにこれからの将来に向けて背中をドンっと押されたような気持ちになりました。一日を終えて私が感じたのは”自分を信じること”と”迷いを振り払うこと”の大切さです。諏訪貴子様の「私の仕事論」では、失敗=会社の倒産のみと失敗のハードルを自ら上げ、人生に無駄はないという精神で試練に飛び込んでいるというお話がありました。また円卓会議「20・30代からのリーダーシップ」における、リーダーシップとはテクニックではなく自分を信じることであり、ビジョンに向かって些細なことでも自分が他人に勝てるものをつくることというお話がとても印象的です。私はこれまで自分で”やっぱり辞めておこう” ”私にはレベルが高すぎるかな”などと自分に壁をつくってしまっていたり、”女の子なんだから”という周りからの制約に対してなかなか勇気が出せず諦めてしまっていました。きっと私だけではないこの”小さな諦め”が日本の女性たちのスケールアップを妨げてしまっていたように思います。私を含め女性たちはこれから、自分自身を過小評価することなくワンランクレベルの高い環境に積極的に身を置く必要があるのではないでしょうか。この夏からは大学の交換留学生として約1年間スペインに留学します。初めての海外生活であるにも関わらず非英語圏で大学の授業を受けるということは、私のこれまでの人生の中でも非常に大きなチャレンジであり不安も大きいです。しかし、帰国後その先の将来、予てからの理想像である、世界を舞台に働きそして社会に良いインパクトを与えることのできる女性、に少しでも近づく為目の前の試練をひとつずつ乗り越えスケールアップしていきたいと強く思いました。来年以降もこの会議に戻ってこれるようアルバイト代を貯金し、そしていつかはマッチングスポンサーとして今回頂いた経験を還元できるようになれるよう日々精進して参ります。

R.H.さん(慶應義塾大学 環境情報学部2年 女性)

今回国際ビジネス会議に参加させて頂けたことで、自分自身の“SCALE UP”に繋がったと感じています。この10時間で物事の考え方を、自分自身の固定概念に囚われた考え方ではなく、ダイバーシティな視点での考え方にシフトチェンジすることが出来た有意義な時間でした。「こんな素晴らしい会議に若いうちから参加して、様々な分野で活躍されている方々や社会で働いてきた女性の方々から、沢山のことを吸収できるのは、今の貴女の視野と将来を広げられる素晴らしい機会になるわ。」と大勢の方に声を掛けて頂きました。私自身もこの10時間で、様々な方向から見て考えを深める経験をすることが出来たと実感しました。さらに、これからの自分の物事の捉え方、考え方を”SCALE UP”させていく大きな第一歩になったと思います。
この会議で私は世界で活躍されている女性の方や、世界の為に働きたいという同じ思いを持った高校生、壇上でお話しされていた方々との交流を通して色々なことを教えて頂き、いつも以上に物事を深く考えることが出来ました。普段は考える機会が少ない宇宙や金融、企業などについても聞くことができ、もっと自分の視野を広げて社会を考えなければ、と思うきっかけにもなりました。
この会議で特に印象的だったのは、円卓会議「SDG`s and Media」です。あまり考えたことが無かった海外の方から見た日本のメディアの問題点、特にハラスメントについて海外の方やグローバルな考え方を持つ方の視点から考えるという貴重な経験が出来ました。その会議でお話しされていた加藤祐子さんと、ネットワーキングパーティーでお話しさせて頂いたことが心に残っています。世界で英語をツールにして活躍されている加藤さんから直接、英語の学習に関するアドバイスや英語を楽しんで吸収することの大切さなどを教えて頂きました。加藤さんだけでなく、実際に様々な分野で活躍されている女性の方々から直接アドバイスや女性が働くことの難しさを教えていただくことができ、私も世界で活躍する女性になりたいと改めて感じました。
私は将来世界の教育の現状、宗教上の問題や人種差別、貧困などの国際問題について、様々な国の方と英語をツールにして大学で学びたいと思っています。その夢を叶えるための過程として、私は来年まで」に英語のスキルを上げることを目標にしました。それを達成して来年も国際女性ビジネス会議に参加し、英語の円卓会議での議論を今回よりも理解できるように努力を重ねていきます。
最後になりましたが、この会議に参加させていただける機会を与えてくださったマッチングスポンサーの方、マッチングスポンシーへの応募を勧め、当日までの準備を手伝って下さった先生方、この会議に関わって下さった全ての方に、心より感謝申し上げます。

M.I.さん(静岡雙葉高等学校 1年 女性)

The ICWB was an amazing experience for me. I learnt various things from the wide range of speakers at the conference.
I learnt that I have to let myself learn. It is through empowering myself with new kowlege and skills that I can drive change. To this effect, I have to try to make a difference so that the world becomes a better place for others to live and work in.
I also gathered from the women who have gone before me that as I progress in my career I will also be faced with new challenges and high expectations. To be ready for such moments, it is important to challenge oneself and pursue new activities. Women are key to driving social change and believing in their vision and supporting them is one of the ways of tapping into their power.
In relation to development, the importance of considering the lives of people over simply considering technology as aspects of development really stood out for me. The issues in the developing world e.g. water, sanitation and food security, cannot be solved solely by technology; however technology can be used to generate solutions for these problems. In this regard, technology is not only the digital space but also other aspects like machines and best practices.
Diversity stood out as a major theme as well. Diversity and inclusion are helpful in boosting productivity. To encourage the positive view of diversity, data that informs policy needs to be boosted.
Finally, a very important lesson for personal growth was that to be happy, one can seek harmony with other people. I was inspired greatly by this and many other lessons for self-reflection in the conference.

Ms. A.S.(Technical University of Kenya Year 4)

過去、支援を受けて参加をした卒業生からの
動画メッセージ