リポート

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特別スピーチ

内閣総理大臣 安倍晋三

安倍晋三

内閣総理大臣

開会の挨拶を終えた佐々木かをりが、「今日はお一人、サプライズのゲストをお迎えしました。みなさん、安倍総理です!」とご紹介すると、「えーっ!」「わー、すごい!」と場内は歓声と喝采の嵐に。

内閣総理大臣 安部晋三登壇された総理は、昨夜ニュージーランド・オーストラリア・パプアニューギニアの外遊から帰国されたばかりとのことでしたが、疲れを感じさせない力強さで、「ビジネスの最前線で、活躍をしておられる女性の皆さんのこの熱気に包まれた会場に入ってまいりまして、皆さんの勢いに圧倒される思いでございます。」そして、昨年の国際女性ビジネス会議は急な公務のため出席が叶わなかったが、今回は「どうしても直接私の女性に対する考え・思いを伝えたい、そう考えて」と、熱く語ります。

内閣総理大臣 安部晋三

そして、女性活用について話を進め、「来年採用される国家公務員の3割は確実に女性にしていく」、「学童保育の世界でも待機児童ゼロを実現し、これから5年間で30万人分の受け皿を確保していく」、「しっかりと女性登用に取り組む企業にはその取り組みを政府として促していく」など、具体的な方針を明言されました。

また、この会議のテーマについて、「女性の輝く社会は、まるでアリバイ作りのように女性登用を掲げることでは到底実現できない。女性ならではの視点を経営に組み込み、働き方も変わっていく。まさにゲームのルールを変えていくのものではないかと思う」と述べ、「日本が世界の女性の元気をリードする。そんな日本を皆様と共につくっていきたい。一緒に新しい社会をつくっていくためにチャレンジしていこう」と、会場の女性達にアピール。

内閣総理大臣 安部晋三最後は、「このお台場から女性が活躍する新しい時代がスタートしたそんな会議になることを期待する」と締め括り、盛大な拍手がおくられました。

総理登壇というビッグサプライズに、佐々木かをりは、「1996年当時には経済団体から無駄だ、落ちこぼれだと言われたこの国際女性ビジネス会議が(笑)、総理が来てくださる会議に成長したことを嬉しく思います。この会議に総理が来てくださるのは光栄ですし、同時に、総理に私たちを見ていただくことがお国のためになるのではないかと喜んでいます」と、コメントしました。

★安倍総理のメッセージ全文は、首相官邸サイトでご覧いただけます。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/

注)出演者の肩書きは開催当時のものです。

過去の国際女性ビジネス会議

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