リポート

講演リポート

ご挨拶

佐々木 かをり

株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長

会場全体

佐々木かをり開会の挨拶では、国際女性ビジネス会議実行委員長である佐々木かをりが、今回のテーマや趣旨などについてお話しました。

はじめに、「女性と経済というテーマがここ数年注目される中、まず重要なのはダイバーシティのある社会をマネジメントすること。つまりそれは、さまざまな人が居るだけではなく、いろいろな視点や考え方を、みんなで力を合わせて物事を決めるときにテーブルの上に載せるということ。目的は、全員の知恵を集めてより良い結果を出す、チームの総合得点を高めること。ダイバーシティは、ともすると、自分勝手な人を認めるという風に誤解されてしまいがちだが、本来の目的はただ一つ。全員の力で高い目標にリーチすること」と、まず、ダイバーシティの目的を明確にします。

佐々木 かをり 佐々木 かをり

続いて、「参加メンバー全員が、自らの考えや提案を持って参加しなければ多様性は生まれない。800人居れば800通りのアイデアが出てはじめて、ひとりひとりの存在意義がある。ただ黙っているのでは意味がない」と、ダイバーシティ実現のために必要な個人の在り方について言及。

今年この会議のテーマは、「リーダーとなる。〜最高へのコミットメント〜」。その意味するところは、「リーダー“に”なるという日本語のニュアンスは、組織の中のトップになるということ。リーダー“と”なるという言葉は、自らの在り方を表している。つまり、自分自身がリーダーシップをとって、自分を前に前にと動かしていく力を持とうという意味。そして、最高へのコミットメントとは、私たちひとりひとりが毎日を上に上に動かそうとすること。そういう人が集まってこそ、多様性が実現するのではないか」と、テーマに込めた強い想いを会場のひとりひとりに向けて伝えました。

締めくくりは、参加者のみなさんへのメッセージ。「今日は43名の講師の方それぞれの政治家の視点、企業の視点、NGOやNPOの視点、いろいろな角度からリーダーシップを考え、最高に向かって自分を高めて行くことを学び、刺激し合って行きたい。みなさんがご自身で良い体験をつくるために100%全力で参加して、周りの方と分かち合い、お互いに刺激し合って楽しい一日にしましょう!」

自らがリーダーとなり、最高を目指して前進し続ける。そんなひとりひとりが集まり、コミットして、ダイバーシティ社会が実現する。その第一歩が今日のこの会議であることを予感させ、期待に胸が弾むようなスピーチでした。

注)出演者の肩書きは開催当時のものです。

過去の国際女性ビジネス会議

過去の参加者プロフィール

facebook

twitter