講演
自民党のNEXT CHAPTERS

子どもという日本人をしっかり育み支えて行く。それがNEXT CHAPTER

自民党総裁選の告示を間近にひかえたこの日。「まさか今日がこういう状態とは思わずにご登壇いただき・・・」と恐縮する佐々木かをりに、「友情です!佐々木さんの親友の一人としてたびたび登壇の機会をつくっていただいています」と笑顔で答える、衆議院議員の野田聖子さん。

野田聖子氏Seiko Noda

自由民主党幹事長代行
衆議院議員

早速、ご自身が政治家として模索し続けてきたネクストチャプターについての力強いスピーチが始まりました。26歳で岐阜県議会議員に当選して以来、人生の半分以上を自民党に身を置き、日本の政治の「次の章」を作ろうとしてきた。しかし残念ながら大きくページがめくれた気はしない。法律を変える、あるいは新しく作ることで閉塞感を打破し、国際社会の一員としての立ち位置を作ろうとしてきた。一貫してネクストチャプターを目指して活動してこられた野田さんの言葉に頷かされます。

ジェンダーにおいては、「最初は、政治は男の仕事だとの断定があり、ジェンダーという言葉を使うことも禁じられていた時代もあった。今も自民党の9割強が男性、それをぜひ変えて行きたい」とし、さらに力を込めてこう語ります。
「違いを違いとして受容できる多様な政治をすることで、いま生きていくことに不安を感じている人たちが、意欲を持って社会活動、納税など様々な貢献のできる舞台をつくることが、与党の役割だと思っています」

なぜ自民党にい続けるのかと問われることがある。その答えは、「今のチャプターにこだわり続ける党内の人々を説得し、メリットを伝えて説明責任を果たしていくことが自分の役割と思っている」と、揺るぎない志を感じる言葉です。

さらに、ご自身のプライベートな体験にも触れ、50歳で母親になり母性というものが発出されることを学んだ。「母性というのは、子どもの居る/居ないに関わらず、自分よりも守らなければならない存在、自分以外の“利他”に想いを寄せること。それが今の自民党に欠如しているのではと危惧している」

また、コロナ禍でテレワークが浸透する中で、家族を抱える女性の仕事のパフォーマンスが上がったといい、「この1年私は、何よりも外交活動ができた。オンラインで時差なく、ハンデなく、世界各国の外交リーダー達と議論を積み重ねることができた」と語ります。

そして、クロージング。女性の潜在力を引き上げるためには、エビデンスを出すことが大切。今までの政治はどちらかというとエピソードベースで「子どもは大切、国の宝だ」という風にしか捉えられていなかった。これからは、その子どもたちの数は今後どうなっていくのか、教育格差はどうなっているのかなど、エビデンスに基づいて真剣に議論すべき。
「ネクストチャプターは、子どもという日本人をしっかり育み、支えて行くことにつきる」と、説得力のある言葉でパワフルにスピーチを締めくくりました。

自民党総裁選に立候補される直前の貴重なスピーチでした。

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